中国|北京の紹介

北京(Beijing)は、中華人民共和国の首都で、総面積は16410.54㎢あり、常住人口は21893095人である。 北京は中国北部に位置し、世界的に有名な古都と近代的な国際都市であり、中国共産党中央委員会、中華人民共和国中央人民政府、中華人民共和国全国人民代表大会常任委員会の本拠地である。
北京は北西に高く、南東に低い。 西、北、北東の3つの側面は山に囲み、南東部はゆっくりと渤海に傾いている平原である。 北京の気候は、暖かい温帯の半湿潤半乾燥モンスーン気候で、夏は高温多雨、冬は寒く乾燥し、春と秋は短い。
北京は、中国の最も教育が発達した地域の一つで、全国の高等教育機関の中心であり、北京大学、清華大学、中国人民大学、北京師範大学など、全国で最も有名な大学を含む92の高等教育機関がある。 年間581,000人の大学生、312,000人の大学院生が在籍している。
北京には世界第3位、アジア最大の図書館—-中国国立図書館があり、北京大学図書館と中国科学院文献情報センターもアジアにおける大型の図書館である。

▶ 天安門

▶ 中国国家図書館、中国国家デジタル図書館

万里の長城

万里の長城の長さはなんと総延長2万kmを超える世界で最長の建造物であり、1987年には中国で初めて世界遺産にも登録された。万里の長城は、すでにもととなる土壁や土塁を修繕・つなぎ合わせることによって異民族からの侵入を防ぐ目的で建築されたといわれ、それを進めたのが秦の始皇帝である。

頤和園(いわえん)

頤和園(いわえん)北京の西北にある頤和園は、総面積290haの広大な敷地のうち約75%を湖が占める北京最大の皇族庭園である。世界遺産にも登録されており、万里の長城や故宮などと並んで北京の代表的な観光スポットの一つとされている。頤和園は清の時代に皇族の避暑地に使用され、かの西太后が過ごした地としても有名である。

 天壇(てんだん)

北京市内の南部に位置し、故宮よりも広大な敷地を誇る天壇には、歴史的な建造物が建ち並ぶ観光スポットであり、もちろん世界遺産にも登録されている。天壇は歴代皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行った神聖な場所であり、その中でも圜丘壇(えんきゅうだん)は実際に皇帝が儀式を行った場所として人気の観光名所となっている。

伝統的な食べ物も数えきれないほど人々に愛されている。

北京料理は、北京地域の伝統的な料理として知られており、北方の料理に基づいて、宮廷料理、山東料理、官府料理等の特徴を合わせて作り出したもので、世界でも有名な北京ダックは北京で最も有名な代表的な料理である。その他に、数えきれないほどの料理は人々に愛されて、毎日食卓に並べてある。